日本ハムの栗山英樹監督（５９）が１１日、チーム練習再開に向け準備を始めたことを明かした。生活拠点を置く北海道栗山町からオンラインで取材対応。
都内で行われた、対策連絡会議と１２球団代表者会議に出席した川村球団社長は、１８日以降からチーム練習を再開する見込みとなったと説明。
指揮官は「動き出しそうな雰囲気がある。選手も我々も緊張感を持ち始めている」と話した。

　球団として、新型コロナウイルスが収束に向かい、緊急事態宣言が５月末で終了となった場合に備える。現在は１３日まで自主練習期間に設定。
札幌と鎌ケ谷で選手が別れている状況だが、選手個々の練習から、実戦を見据えた合同練習にステップアップする見込み。

　本拠地の北海道は特定警戒都道府県に該当する。球団として選手の安全確保のため、無観客で開幕した場合シーズン序盤はビジター開催、後半はホーム開催が増えるような試合日程を他球団に打診するプランも検討。
また航空機での移動リスク軽減のため、他球団と合同でのチャーター機移動も実現の可能性を探る。
不透明な部分も多いが、指揮官は「『行くぞ』という感じも含めて、最大限できることを一日一日やり続けるしかない」と語った。
https://hochi.news/articles/20200511-OHT1T50180.html